郷倉和子の現況 第19回
 
 正月も草々に春の院展出品制作に入りました。最近では午前中3時間、昼食後2時間
のペースで制作が続けられています。厳しい寒さが続く中、暖かな昼の一時は庭から紅
梅白梅を眺め楽しんでいます。
 最近、特に空が気になるようで、一瞬一瞬変わっていく空の様子はいくら見ていても
飽きぬようです。 外出しない和子にとって空の様子は最大の関心事のようです。春の
院展、出品画にも「朧々」という画題で空の景色に心象の富士山と白梅を描きました。
 

第69回春の院展「朧々」
 

「春かしら」6号
 
 春の出品制作が終わり休息を取るため一週間、伊豆にて静養。4月中頃に自宅に戻り
秋の院展出品画サイズを額屋さんに依頼。「夏バテするから暑くなる前に作品を仕上げ
よう」和子証言。
 今年は突然春から夏日、梅雨も豪雨だったり、竜巻が起きるなど心地よくない日々が
続きます。それでも「生きていることに感謝 」「明日も良い日でありますよう」和子の
ひとりごとが聞こえてきそうです。
 
 
 
第19回 2014年6月28日発行
 
 
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