| 郷倉和子の現況 第22回 | |
| 7月上旬から中旬にかけて例年より比較的過ごしやすい天候のためか、思ったより制 | |
| 作が捗ったようです。7月下旬から8月上旬は猛暑が続き和子は10日間静養に専念し | |
| ました。「早めに制作に入って良かった。年をとると急かされるのがつらいからね 」 | |
| (和子証言) | |
| 無事に秋の院展の出品画も終えることができました。 | |
![]() 第100回院展「宙と共に」 |
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| 10月には女子美術大学の元理事長・大村智先生がノーベル賞を受賞され和子は 自分 | |
| の事ように喜んでいたのが印象的でした。女子美術大学のガレリアニケにて郷倉和子展 | |
| が10月 16日から11月 4日まで開催されました。ご多忙の中、大村先生もご来館 | |
| 頂きました。「心より御礼申し上げたい」(和子証言) | |
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| 夏だと思っていたらいつの間にか秋、庭の樹木の紅葉がはっきりしない内に寒波襲来。 | |
| 12月は暖冬。「季節の変化は不思議だけれど暖冬は私には有り難い。」(和子証言) | |
| 11月にはじめた春の院展の制作はほぼ半ば。無事に作品が出来る事を願いながら正月 | |
| を迎える。 | |
| 第22回 2016年2月28日発行 | |